ニュース・フラッシュ
2005年10月11日
バンクーバー
宮武修一
加・ノバ・ゴールド社、BC州ガロアクリークの2005年の試錐結果を報告
ブリティッシュコロンビア(BC)州のガロアクリーク・プロジェクトにつきプレFSを作成中のノバ・ゴールド社(バンクーバー本社)は、10月5日、2005年に実施した6万mの試錐結果の一部を報告した。このうち主な成果として、中央鉱床で、掘進区間226.5m、銅 1.86%、金 0.86g/t、銀 12.2g/t、南西鉱体で、同183.4m、銅 0.84%、金 1.64g/t、銀 6.4g/tなど。試錐の結果は良好で、鉱量は拡大の見通しとのこと。11月には全ての試錐が完了、2006年初頭に分析品位が出そろう。
ガロアクリーク・プロジェクトはBC州最大の産金プロジェクトであり、フライインの現場には9月中旬の時点で約200名が探鉱に従事する。2004年に公表された鉱床規模は、埋蔵鉱量で2億8,500万t、銅 0.73%、金 0.44g/t、このほか予測埋蔵鉱量として98百万t、銅 0.54%、金 0.37g/tが計上される。プレFS調査および環境影響調査が現在進行中であるが、プレFSレベルの調査は10月中の終了を目標としており、近々採掘関係の設計も完了する見通し。最終FSの完了は2006年後期を目途とする。
