ロシア最大の亜鉛メーカー、2005年の生産見通しを115千tに上方修正

　地元業界紙等によると、ロシア最大の亜鉛生産者であるChelyabinsk Zink Plant(ChTsZ社)は、2005年の亜鉛生産量の見通しを115千tに上方修正した。原料が不足し、当初計画では前年比約3割減の105千tを予定していたが、極東の生産者Dalpolimetall社やカザフスタンからも亜鉛精鉱が供給されることになったためとしている。同社のAleksandr Fyodorov社長によれば、原料の調達先は国内と海外がほぼ半々で、生産された亜鉛地金の75%は国内市場で販売されている。