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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛 ベースメタル
2005年10月18日 北京 納 篤

中国河北省、蔡家営亜鉛鉱床生産開始へ

 安泰科及び有色金属工業協会によれば、河北省にある蔡家営亜鉛鉱床は近く本格生産に入ると報じた。同鉱床の開発は、中国側投資企業である蔡家営亜鉛鉱設立事務所(張家口市及び河北省地質探査局)と豪州企業Griffin Mining Ltd.と共同で設立した河北華澳鉱業開発有限公司が開発に当たっている。権益比率は中国側40%、Griffinが60%。同亜鉛鉱床は河北省張家口市張北県三号郷に位置し、合資企業である河北華澳鉱業開発有限公司が2002年に国土資源部から採掘許可証を取得し、豪CSA社と中国有色金属研究設計院が企業化調査及び鉱山設計を行ったもの。現段階では、蔡家営亜鉛鉱山の設計生産能力は粗鉱生産量20万t/年、また、選鉱場の鉱石処理量20万t/年、マインライフは15年間としている。
 この外資との合弁での鉱山開発は中国では2例目となる。

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