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ニュース・フラッシュ

2005年10月18日 シドニー 久保田博志

中国、豪州でウラン探鉱か

 中国が、オーストラリアでのウラン鉱山開発の許可を求めていることが明らかとなった。オーストラリア政府は、中国が原子力安全保障協定(Nuclear safeguards agreement)に合意し、外国投資法を遵守するのであれば、ウラン探鉱を行うことが出来るであろうと話している。
 また、Costello財務相は、「中国がオーストラリアのウラン開発会社を買収しようとすれば、外国投資法の下での要調査対象となる。中国は米国で中国海洋石油(CNOOC)がUnocal社を買収しようとした時と同様の事態に直面するであろうし、ウランが必要であるのならばBHP Billiton 社などのオーストラリアのウラン開発会社から購入出来る」とコメントしている。
 この一連の動きによって、ASX市場では、Paladin Resources社、Cazly社などのウラン探査ジュニア企業の株価が注目されている。

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