ニュース・フラッシュ
2005年10月19日
メキシコ
権藤 浩
カナダ・ECU社、メキシコ・サンタ・フアナ鉱山で第3番目の鉱脈に着鉱
ケベックに本社を置くECU Silver Mining社HP(10月13日付)等によると、同社は、メキシコ・ドゥランゴ州ベラルデーニャ鉱床帯で100%権益を保有するサンタ・フアナ(Santa Juana)鉱山において、第3番目の金銀鉱脈に着鉱したと発表した。
この鉱脈は、サンタ・フアナ鉱山の第17レベルの上部で、トレス・アギラ地区に位置し、地質的には、2005年5月から本格操業したCC鉱脈及びサンタ・フアナ鉱脈と類似する。
ECU社は、現在約5m/日の作業効率で新規鉱脈に通じる坑道を開削中であり、2005年11月までに採掘開始を予定している。
CC鉱脈及びサンタ・フアナ鉱脈には、カナダ基準によるECU-NI43-101レポートにおける、確定鉱量及び推定鉱量の金の35%及び銀の20%を含み、予想鉱量中の金の49%、銀の30%及び鉛・亜鉛の90%以上を含む。
