カナダ・アラモス社、メキシコ・ムラートス金鉱山の開発工事、2005年12月完了

　トロントに本社を置くアラモス・ゴールド(Alamos Gold)社HP(10月19日付)によると、同社は、メキシコ・ソノラ州に100%権益保有するムラートス露天掘金鉱山(鉱区面積213km²)の開発工事を、2005年12月完了予定と発表した。
　同社によると、2005年第3四半期の産金量60kg、第4四半期の産金量198～255kgを見込み、開発工事が終了した時点から、FS評価結果に基づき、採鉱量1万t/日、産金量4t/年、マインライフ10年を計画している。
　ムラートス鉱山の生産は、平均品位1.64g/t、埋蔵鉱量36百万t(金価格350ドル/oz、カットオフ品位0.8g/tで産金量約54t)を含有するエストレージャ・ピットから開始する。また、現在探鉱中のエストレージャ・ピット真北のエル・サルト及びエスコンディーダ地区では、平均品位1.51g/t、埋蔵鉱量62百万t(カットオフ品位0.6g/tで産金量約85t)が推定されている。