カナダ・ゲーモンレイク社、メキシコ・オカンポ金銀プロジェクトの開発資金60百万ドルを調達

　ケベックに本社を置くゲーモン・レイク(Gammon Lake Resources)社HP(10月20日付)によると、同社は、メキシコ・チワワ州で100%権益を保有するオカンポ金銀プロジェクトの開発資金として、スコティア・キャピタル(Scotia Capital)銀行から60百万ドルのクレジット・ファシリティを確保し、2006年第1四半期から生産開始を予定していると発表した。
　同プロジェクト(鉱区面積35km²)は、メキシコ・チワワ州都チワワ市南西235km、西シエラマドレ山中に位置し、鉱区内北西部の露天掘及び北東部の坑内掘の2地区で開発する。巨大な経済ポテンシャルを有し、鉱山開発から7年間は平均の金換算産出量を7.7t/年(金4.8t/年及び銀170.1t/年)、金換算キャッシュコスト151.7ドル/oz、を見込む。特に、初年度の金換算産出量は8.5t以上と予想し、金価格400ドル/oz、銀価格6.5ドル/ozを基にした内部収益率(IRR)は65%を見込む。
　ゲーモン・レイク社フレッド・ジョージ社長は、メキシコ大統領やチワワ州知事をはじめ政府関係者との連携を密にしており、政府当局が、同プロジェクト開発のために鉱山用電力工事及び幹線道路から同鉱山へ通じるアクセス道路25kmの舗装を行うという。