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- 金 銅 ベースメタル
PTスメルティング、銅地金生産能力27万tに増強
インドネシア唯一の銅地金製錬所、PT Smelting社は21日、East Java・Gresikにある銅地金製錬所の生産能力を現在の25万5,000tから6%増の27万tに引き上げる計画を明らかにした。この設備増強は800万USドルを投資して今月初めから実施しており、2006年7月に完成し、同8月から商業生産を開始する予定である。
同社はこの生産能力増強計画を2段階で実施中で、第1次計画は2004年4月に完成し、生産能力を22万tから25万5,000tに増強させた。
同社の2005年1~9月の銅地金生産は19万7000tで、前年同期の14万8,000tに比べ33%増産している。2004年は1か月間の定期補修を実施したため減産していた。2005年は25万8,000tを生産する予定である。
同社は三菱マテリアルが60.5%、日鉱金属9.5%、三菱商事5%、米Freeport-McMoran 25%の出資構成で経営されている。
