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ニュース・フラッシュ

2005年10月26日 シドニー 久保田博志

Zinifext社、7~9月四半期報告を発表

 Zinifext Limited(本社メルボルン)は、10月25日、2005年7~9月四半期報告を発表したが、業績は一長一短の結果となった。
 同社によると、Budel亜鉛製錬所(オランダ)、Clarkesville亜鉛製錬所(米国)及びPort Pirie鉛製錬所(南オーストラリア州)の操業問題により9月末四半期の亜鉛生産量は392,421t(前年同期403,779t)にとどまり、原油・人件費の高騰に加え、資源ブームによる設備等の高騰による生産コストの上昇に苦慮しているとのことである。一方で、鉱山生産は堅調で鉱山部門は2005年の利益の80%を占めている。
 同社幹部は、今後も亜鉛価格は高値堅調で、亜鉛精鉱不足も顕在化すると見ており、年間利益は前年の270豪ドルから340百万豪ドルに拡大するものと予想している。

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