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ニュース・フラッシュ

2005年11月1日 サンティアゴ 中山 健

Collahuasi鉱山、モリブデン回収プラント11月から本格的操業を開始

 10月25日付け地元紙等によるとCollahausi鉱山は2004年から採掘の主体がRozario鉱床に移ったことから、同鉱床に含まれるモリブデンを回収するため、銅精鉱積出港のPuerto Guresaに38百万ドルを投じモリブデン回収プラントの建設を行っていた。このたび当初予定より2か月早くプラントが完成し11月から本格的操業を開始する。生産能力は当面4,300t/年であるが、8,000t/年まで拡張が計画されている。回収プラントは山元の選鉱プラントには併設せずに、山元からGuresa港までパイプ流送された銅精鉱からモリブデンを回収するもの。モリブデン精鉱は、全量サンティアゴ市南方のMolymet社の焙焼プラントに出荷されることになっている。

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