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- 鉱種:
- 銅 ベースメタル
チリ・Los Pelambres鉱山の2005年1~9月銅生産量は前年同期比8.7%減の235,900tに
10月26日に発表されたAntofagasta Plcの第3四半期報告によると、Los Pelambres鉱山(チリ)の第3四半期銅生産量は、品位の上昇と鉱石処理量の増大で、前期比8.9%増の81,000tとなったものの1~9月累積量では前年比8.7%減の235,900tとなった。またモリブデン生産量は、前期比18.3%減の2,000tとなったが1~9月の累積量は前年の5,800tから6,700tに増加した。2005年の年間生産量は、銅は前年比4%減の335,000t前後に、モリブデンは82,000t前後になるものと見込まれている。第3四半期キャッシュコストは、モリブデン生産量が低下し銅生産量が増加したことおよびモリブデン市況が前期の35.3USドル/lbから31.0USドル/lbに低下したためモリブデンクレジット効果が下がり、前期のマイナス50.6¢/lbから5.6¢/lbに大幅に上昇した。Minera Los Pelambres社J.Gomez CEOの談話によると、2006年の銅生産は品位の低下により2005年より減少、モリブデンはやや増加するものと見込まれている。