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ニュース・フラッシュ

2005年11月1日 サンティアゴ 中山 健

チリ・El Abra鉱山の硫化鉱開発、リーチング技術により初期コスト大幅削減

 10月27日付け地元紙等によると、Phelps Dodge社は、チリEl Abra鉱山の硫化鉱開発に伴う投資額を当初計画の750百万ドルから200百万ドルに大幅に削減できる見込みであると発表した。同鉱山では2010年までに酸化鉱の採掘が終了し、引き続き下部の硫化鉱を採掘する計画で、当初は硫化鉱から通常の浮遊選鉱により精鉱を生産する計画で選鉱プラント建設に750百万ドルを要すると見込んでいた。硫化鉱リーチングに切替えることによって初期コストを200百万ドルに大幅に低減できる見込みとなった。2007年にフィージビリティー調査を終了し、2008年に建設を開始、2009年もしくは2010年に生産を開始する計画である。

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