ニュース・フラッシュ
2005年11月1日
リマ
辻本崇史
ペルー・Antamina鉱山、実収率の向上により生産量増加
Teck Cominco社は、10月25日、同社が資本参加(22.5%)しているAntamina鉱山の第1~3四半期の生産状況を発表した。
これによると、第1~3四半期の各鉱種の生産量は、銅270,300t(前年同期比4.2%増)、亜鉛169,200t(同2.1%増)、モリブデン4,433t(同132%増)と、全鉱種において前年同期比で増加した。
この主因は実収率の改善とし、銅は前年の85.7%から89.7%に、亜鉛は73.2%から83.1%に向上した。また、モリブデンについても、処理工程の改善により実収率が大幅に改善したとしている。
なお、現在の採掘鉱石の銅、亜鉛の平均品位は、各1.3%、1.1%である。
