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- 鉱種:
- 銀 ベースメタル
マジェスティック社(カナダ)、メキシコ・カンデラリア銀山を買収
バンクーバーに本社を置くマジェスティック(First Majestic Resources)社HP(11月1日付)等によると、同社は、メキシコのカンデラリア(La Candelaria)銀山の100%権益取得のため、リオ・フリオ(Compania Minera Rio Frio)社と買収趣意書に署名したと発表した。
カンデラリア銀山は、メキシコ・ハリスコ州グアダラハラ市北西89kmに位置し、400年以上に亘って多くの小規模採掘が行われてきているオストチパキージョ(Hostotipaquillo)鉱床帯に位置する。マジェスティック社によると、今回の対象権益には、リオ・フリオ社が2003年から操業中のカンデラリア銀山に加え、粗鉱100t/日の処理能力を持つ選鉱場及び同鉱山周辺のリオ・フリオ社保有鉱区(13.8km2)を含む。
契約内容は、マジェスティック社がリオ・フリオ社に対して、署名時に10万ドル支払、並びに3か月の調査期間を経て本契約へ移行した場合は、契約後3年以内に2.5百万ドル支払及び1.4百万株を売却する。
マジェスティック社は、3か月の猶予期間中に地表地質調査及び鉱石サンプル解析を行い、露天掘採掘の可能性を検討するが、当面は坑内採掘の拡張で対応する。採掘規模は、当初6か月は平均品位で銀350g/t、金2g/tの鉱石を50~100t/日の選鉱プラントで処理し、1年後には同プラント能力を400t/日に拡大する計画である。
