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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2005年11月8日 調査部 西川信康

COCHILCO、チリ銅鉱山生産は今後堅調に増加

 11月4日に開催されたJOGMEC-COCHILCOとのカッパーミーティングで、COCHILCOは、チリの鉱山生産量の見通しとして、2005年は、6月のチリ地震やモリブデン採掘優先の影響等で銅鉱山生産が若干減少するものの、2006年以降は増産に転じるとの見方を示した。
 (2004年:5,413千t、2005年:5,372千t、2006年:5,511千t)
 また、中・長期的には、新規鉱山及び能力拡張鉱山の生産量が既存鉱山の生産減少分を上回り、2009年には600万tを超え、2012年には650万に達し、堅調に増加していくとの予測結果を明らかにした。
 現在、2015年までに確定している新規鉱山の立ち上げ時期は以下のとおり。なお、数字は銅量。
2005年:Escondida Norte(精鉱150千t)
2006年:Escondida (SxEw 180千t)、Mantos de la Luna(SxEw 24千t)
2007年:Spence(SxEw 200千t)
2008年:Los Pelanbres拡張(精鉱100千t)
2009年:Mansa Mina(精鉱150千t)、Andacollo(精鉱75千t)、Gaby(SxEw 150千t)
2010年:Esperanza(精鉱150千t)、
2011年:Cerro Casale(精鉱75千t)
2012年:Andina拡張(精鉱595千t)

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