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ニュース・フラッシュ

2005年11月8日 シドニー 久保田博志

Rio Tinto、アルミ増産計画を発表

 地元紙等によると、Rio Tinto(本社メルボルン/ロンドン)は、中国での需要拡大を見込んでアルミニウムの生産能力を60万t増加する計画を明らかにした。
 同社は、中国のアルミニウム需要は2004年の6百万tから2010年には10百万tに達すると予測している。
 同社は、オーストラリア国内のアルミニウム関連施設の生産能力を、Comalco社(-Rio Tinto権益39%)のQueensland(QAL)アルミナ精錬所(クィーンズランド州)を2期に分けて4.8百万t(現在3.8百万t)へ、Gladstone アルミナ精練所(クィーンズランド州)を1.65~1.75百万t(現在1.4百万t)へ、Weipaボーキサイト鉱山を25百万t(現在16.5百万t)へとそれぞれ増強する計画である。なお、一連の増強計画にBoyne Islandアルミニウム製錬所(生産能力54.1万t)は含まれていない。

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