メキシコ・ムラートス金鉱山で新規金鉱床5.3tを捕捉

　トロントに本社を置くアラモス(Alamos Gold)社HP(11月7日付)等によると、同社は、メキシコ・ソノラ州に100%権益保有するムラートス金露天掘鉱山(鉱区面積213km²)エル・サルト地区で、新たに金鉱床(金量5.3t)を捕捉したと発表した。
　 エル・サルト地区は、同社が現在操業中のエストレージャ・ピットの近傍にあり、試錐は76本、総延長13.2kmのステップアウト法ボーリングである。同鉱山の確定可採埋蔵量は、今回捕捉した金量5.3tを加えて、55%増の14.9tとなった。
　なお、同社は、エル･サルト地域北東500mのエスコンディーダ地区の坑内ボーリング1,700mを計画し、現在1,000mを終了。さらに、エスコンディーダ地区からエル・ビクトル地区へ向けた坑内ボーリング作業場の掘削を進めており、アクセス坑道490mを完工。エル・ビクトル地区は、2006年ボーリング計画の中心になるとする。