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ニュース・フラッシュ

2005年11月14日 ジャカルタ 池田 肇

タイ・カッパ-、生産再開

 タイの銅地金メーカー、タイ・カッパ-社は11月3日、ほぼ3か月ぶりに生産を再開した。同社は7月下旬、設備障害が発生したため操業休止を行なっていた。同社は3月にも1か月間、生産障害で休止しており、このため、同社の2005年銅地金生産は当初予測の12万tから大幅に減少し8万t程度に留まる見込みである。また、2006年の銅生産も当初計画の16万5,000tから13万5,000tに下方修正、2007年から16万5,000t、2008年にはフル操業の18万tを生産する計画である。
 同社は現在、銅地金生産に使用する原料、銅精鉱を1か月当たり3万t輸入している。
 また、同社は運転資金確保で投資に関心のある企業へ出資要請を行い、交渉中であると明らかにした。

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