ペルー・Dynacor社(カナダ)が2006年にPasto Buenoタングステン鉱山を再開

　地元業界紙(11月9日付)等によると、Dynacor社(カナダ)の社長は、最近獲得したペルー中部に位置するPasto Buenoタングステン鉱山(Ancash県)の操業を、2006年第2四半期に再開すると発言した。
　これによると、本鉱山はタングステン価格の低迷から2003年に操業を休止し現在に至っているが、3百万ドルの再開発投資により、粗鉱処理量250t/日規模の操業を計画している。
　同社の発表によると本鉱山のWO₃平均品位は1.5%であることから、年間のWO₃生産量は千t程度と推定される。