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- 鉱種:
- 銀 ベースメタル
カナダ・ファースト・シルバー社、2005年第3四半期産銀量12%減
業界情報(11月16日付)等によると、メキシコ・ハリスコ州サン・マルティン銀鉱山で操業するファースト・シルバー(First Silver Reserve)社(本社バンクーバー)の2005年第3四半期の産銀量は、前年同期比12%減、12.8tとなり、1月から9月まで累計も19%減、36.3t(前年同期45.1t)となった。
サン・マルティン鉱山は、メキシコ・グアダラハラ市北東190km、サン・マルティン・デ・ボラーニョ村から11kmに位置する。同社は、100%権益保有する現地法人ミネラ・エル・ビロン社を通して、同鉱山地域に31鉱区を保有し、現在までに銀800t以上を生産している。
生産量減少の主因は、2005年初期に坑内機械が調達できず坑道掘進遅延と採掘量減少、鉱石の品位・回収率低下等による。しかし、同社によると、2005年9月に採掘設備を導入しており、時期的に第3四半期の生産増加には貢献しなかったが、第4四半期の生産増加に寄与するとしている。
