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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2005年11月23日 シドニー 久保田博志

Pan Australia社、ラオス・Phu Bia金鉱山から初出荷

 Pan Australia Resources Limited(本社ブリスベン、以下Pan Australia社)は、11月23日、Phu Bia金鉱山(ラオス)からの初出荷があったことを発表した。
 同社によると採掘は当初計画の150万t/年ペースで進み、既に鉱石量26万t・金品位1.6g/t・回収可能な金量12,000ozに達しており、数か月以内に計画生産能力の金生産量60万oz/年を達成できるとの見通しを示した。
 また、同社は、Phu Kham銅・金プロジェクトの開発に関して、ANZ Invest Bank銀行(本社メルボルン)が開発に係るプロジェクト・ファイナンスを行うことを明らかにしている。
 同プロジェクトのF/Sによれば、初期投資額は174百万USドル±20%、露天掘と浮遊選鉱による年間鉱石処理量は9百万t/年・銅50,000t・金50,000oz(ともに精鉱中含有量)。プロジェクトは、資源量の拡張のための調査結果を待って2006年3月までに最終決定される見込み。

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