アイルランド・Minco社、Pallas Green鉛亜鉛プロジェクトで追加掘削結果及び2006年掘削計画を発表

　Minco社(アイルランド)は、11月23日、同社がNoranda Exploration社(アイルランド、Falconbridge社の100%子会社)と共同で実施しているアイルランドPallas Green鉛亜鉛プロジェクトで追加掘削結果として、先に発表した2つの地区(Caherconlish、Tobermalug)及びCastlegardeで鉛亜鉛鉱化帯を更に捕捉し、鉱化が確認された地域は12kmにわたっていると発表した。Caherconlish村の西で見つかった鉛亜鉛の硫化鉱鉱化帯では、更にMN-2529-7孔で、深さ352.35mから層厚3.55mで亜鉛品位9.35%、鉛品位0.39%、Caherconlishの北東約2.4kmに位置するTobermalug近郊では、掘削されたMN-636-20孔で、深さ326.23mから層厚8.05mで亜鉛品位10.20%、鉛品位1.48%、Caherconlish、Tobermalugから東に約12kmのCastlegardeでは、最良の結果として層厚3.26mで亜鉛品位21.2%、鉛品位4.05%となっている。同社はまた2006年の掘削計画として、JVパートナーと約1百万ユーロの予算に合意したことも発表している。Pallas Green鉛亜鉛プロジェクトは、アイルランドLimerick市の北から旧Gortdrum鉱山まで広がる13のライセンスからなり、Minco社が権益シェア23.6%、Noranda Exploration社(オペレーター)が76.4%となっている。