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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2005年11月29日 ジャカルタ 池田 肇

インドネシアPT NHN、South Tapanuliの金量87tと推定

 地元紙等によれば、PT Newmont Horas Nauli(NHN)は14日、東スマトラの南Tapanuli地区で実施しているプロジェクトの推定埋蔵量が金87tになると明らかにした。鉱量の試算は450か所延べ71,000mのボーリング調査に基づき実施された。現地マネージャーMartin Jones氏は、South Tapanuliの埋蔵量は、現在、探鉱を並行して実施しているMartabe鉱区の進展によりさらに増加する見込みであると述べている。同社は探鉱終了期限の2006年5月までに可採鉱量評価を完了させたいとしている。探鉱期限は、インドネシア政府によって1年間の延長が認められたもの。同社は、2006年6月からF/S調査を実施する計画で事業計画を進めている。NHNは、NewmontとPT Austindo Nusantara Jayaとが設立したJV会社でその権益比率は80:20である。同プロジェクト地区及びMartabe地区は、1997年4月28日に署名交換された同国政府とPT Danau Toba Mining(Normandy)による事業契約を基本とし、NewmontがNormandyから鉱区を買収し、PT NHNがインドネシア政府と探鉱・採掘権を持つ事業契約を交換・実施している。なお、Martabe地区には、Tor Sipal、Gunung Barani、Ramba Joring、Tor Ulualaなど探鉱エリアが点在する。

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