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- 鉱種:
- 銅 ベースメタル
Copper Resources社、コンゴ民主共和国ムソシ銅プロジェクトの75%権益を獲得
Copper Resources社(英)は、11月30日、コンゴ民主共和国(DRC)のMMK(Miniere de Musoshi et Kinsenda)銅プロジェクトの75%の権益の獲得を完了した、と発表した。これは、Copper Resources社と同プロジェクトの80%を所有していたベルギーのForrestグループ(1922年以来DRCにおいて鉱山、建設事業などを展開)との間で2005年9月に締結されたMOUに基づき、Copper Resources社の水没した鉱床の排水プログラムのための5億USドルの投資が完了したことによるものである。同プロジェクトは3つの銅鉱床、Kinsenda鉱床(銅金属量84万t、品位5.3%)、Musoshi鉱床(銅金属量58万t、品位1.3%)及びLubembe鉱床(銅金属量100万t、品位2.2%)から成り、総銅金属量242万tとされているが、前2つの鉱床は現在水没しており、排水プログラムはこのためのものである。鉱山生産開始は今後12~18か月以内としており、当面の年産量は4千tを予定している。
Copper Resources社は、Forrestグループとの間で、MMKの75%の権益と、Copper Resources社の約1,872万株の新規株式及び130万株の0.75英ポンドでの購入オプションを交換することとなり、最終的にMMKの権益は、Copper Resources社75%、SODIMICO(DRC国営企業)20%、Forrestグループ5%となり、さらに、ForrestグループはCopper Resources社の40%の権益を取得することとなる。
