ロシア、2006年2月に最大のモリブデン鉱床の入札を実施すると発表

　地元業界紙等によると、ロシア天然資源省の地下資源利用連邦庁(Rosnedra)は11月25日、2006年2月にロシア最大のモリブデン鉱床であるOrekitkanskoye鉱床(ブリヤート共和国)の開発権に関する入札を行うと発表した。同鉱床の埋蔵量はA+B+C1カテゴリー(西側基準のReserveに概ね相当)で249百万t、C2カテゴリーが118百万tとされる。オークションの開始価格は300百万ルーブル(約10.4百万USドル)で、入札参加に必要な申請の受付は12月29日まで。落札者にはライセンス発行から30か月以内にインフラ整備に着手すること、モリブデン生産能力10千t/年の鉱山施設を4年以内に立ち上げること、60か月以内に能力を15千tまで増強すること、などが条件として付される見通し。