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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2005年12月6日 サンティアゴ 中山 健

チリ産銅企業2005年納税額は70億ドルを超える見通し

 COCHILCOのCartagena副総裁は、記者会見で、CODELCO及び民間産銅大手企業の2005年納税額は総計70億ドルを超える見通しであると語った。2005年の銅の生産量は、前年比0.8%減の5,372千tと見込まれている。各鉱山がモリブデンの増産を目指したことと銅品位が低下した鉱山もあり、銅の生産は全体としては対前年度比やや減産となる。COCHILCOは2005年のメタル平均価格を銅164¢/lb(対前年比34セント上昇)、モリブデン32USドル/lb(前年と同水準)と見通しており、これら平均価格をもとに計算すると、全社の売上高は220億ドル、納税額は70億ドルを超えることになる。このうち、CODELCOの売上高が102億ドル、余剰金(法人所得税、軍への拠出金、純利益)53億ドル、民間産銅大企業の売上高が119億ドル、所得税納税額が19.6億ドルに昇る見込みである」。
 民間産銅大手企業(通称GMP(Gran Mineria Privada del Cobre)-10:Escondida、Collahuasi、Los Pelambres、Sur Andes(ex Disputada)、El Abra、Candelaria、Mantos Blancos、Zaldivar、Cerro Colorado、Quebrada Blancaの10社。

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