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ニュース・フラッシュ

2005年12月6日 リマ 辻本崇史

ペルー、鉱山死亡事故の現状について鉱山総局長が言及

 地元紙(11月28日付)等によると、エネルギー鉱山省の鉱山総局長が鉱山死亡事故の現状について言及した。
 これによると、2005年度の現時点までの鉱山事故による死亡者数は56人で、この内40%が落盤、10%が転落事故に起因し、その他は、発破、マシンの操作ミス、交通事故等、種々の要因がある。
 また、死亡者の70%は危険作業の訓練を受けていない下請業者の作業員であり、死亡事故を起した鉱山会社の査察を強化すべきとした。
 なお、最近の年度別の鉱山死亡事故者数を調べたところ、ここ6年間では各年度共に60人前後で、大きな増減は見られない。

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