中国非鉄金属、総生産量は1,600万ｔ

　安泰科によれば、2005年の中国非鉄金属の総生産量は、1,600万ｔとなり、4年連続で世界1位となる見込みと報じた。中国有色金属工業協会康義会長は、国内非鉄金属業界による節約型社会の建設に関する作業会議の中で、2005年1月～10月の間の非鉄金属総生産量は1,329万ｔに達し、2004年同期により17.6%増加したと述べており、年間通じて1,600万ｔに達する見込み。
　2005年の非鉄金属生産量は、持続的に伸びてきており、企業の経済利益も大幅に伸びていた。2005年1月～10月の間で、国内の非鉄金属企業(一定規模以上)の販売収入、税込み利益、利潤が、それぞれ6,385.9億元、661.9億元、424.9億元となり、それぞれ2004年の808億元、132億元、101億元を大幅に超えている。康義会長の予測によると、これら三つの指標は、それぞれ7,700億元、800億元と500億元となると見込んでいる。同会長によると、販売収入が20億元を超える企業は、2004年の32社から40社に増え、利潤額は2億元を超える企業が20社となる見込み。利潤の多寡は、資源を保有し、ハイテク技術を取り入れているかどうかで決まり、これらを満たす企業が独占することになる。