閉じる

ニュース・フラッシュ

2005年12月9日 シドニー 永井正博

Rio Tinto社、Argyleダイヤモンド鉱山の拡張

 地元紙等によると、Rio Tinto社は、現在、量では世界最大の生産量を誇るKimberley地方のArgyleダイヤモンド鉱山を拡張する計画である。これは、西オーストラリア州政府がダイヤモンド鉱山のロイヤルティを現在の7.5%から5%に引き下げる事を認めたことによる。同社は、150百万USドルを坑内掘り開発に、150百万USドルが露天掘りの拡張に使われる。Argyle鉱山はこのロイヤルティの引き下げにより、操業期間が2008年から2018年まで延びるとのこと。さらに、Rio Tinto社はダイヤモンドの加工施設を人件費の安いインドのムンバイに集中させることができる。これにより20万人の雇用が見込まれている。
 西オーストラリア政府のGeoff Gallop首相は、Argyle鉱山は鉱山部門で780人の雇用があり、商品・サービスで年間30百万豪ドルの地域経済効果があると述べた。Rio Tinto社は、少なくとも雇用の25%は、現地から恒久的に採用すると言っている。

ページトップへ