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ニュース・フラッシュ

2005年12月9日 北京 納 篤

BHP Billiton社、中条山有色と中国北部で共同調査

 安泰科他によると、BHP Billiton社と中条山有色金属集団公司は、金属鉱物資源を対象にJVによる探鉱協定に調印した。これら2社は、国内のJV探鉱について2004年頃から話し合いを開始し、約一年間に及ぶ協議を経て合意に至ったとのこと。
 両者は銅を中心に他の金属鉱物資源をも対象としたラージスケール探鉱を実施する予定で、山西省、河南省、陜西省を探査地域としている。BHP Billiton社は1,000万ドルを投入し、87%のJV権益を確保するとし、残りの13%を中条山有色が保有する。中条山有色は情報収集及び情報提供と国内の諸手続等のサポートをするとしている。
 BHP Billiton社はJV協定契約を締結する前に、地質専門家を前述の3省に派遣し、初期的な調査を実施してきており、既に幾つかの高品位の銅及び他の金属の鉱床の可能性を示唆する結果を得ているという。
 ちなみに、山西省は銅、河南省は銅、モリブデン、陜西省は銅、ニッケルの鉱床が多く知られている。

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