ニュース・フラッシュ
2005年12月12日
シドニー
久保田博志
Rio Tinto社、Grasberg鉱山減収予想
地元紙等によると、Rio Tinto社(本社メルボルン/ロンドン)が40%権益を保有するGrasberg銅・金鉱山(インドネシア)の2007年の銅生産が減少するとの見通しが示された。
Macquarie銀行のアナリストらは、同鉱山は低品位鉱石の採掘により、2007年の利益は8百万USドル(2005年は155百万USドル)に落ち込む可能性があり、その場合、Rio Tinto社の同鉱山からの利益はないとの予想を示した。
同鉱山を保有するFreeport MacMoran Copper and Gold Inc.(本社米国ルイジアナ州)は、同鉱山の四半期生産見通しとして、低品位鉱の採掘により銅が5%、金が10%当初計画を下回っていると11月に発表している。
