ニュース・フラッシュ
2005年12月12日
ジャカルタ
池田 肇
フィリピン政府、環境保護を重視した鉱山開発を推進
フィリピン政府のMichael Defensor環境・天然資源大臣は2日、国民と環境保護のため無責任な鉱山開発や材木の伐採活動の規制を継続実施する方針を明らかにした。大手の鉱山会社であっても違法な開発は中止させる方針である。また、伐採活動も既存の規則を順守しているものしか容認しない方針である。自然災害、人的災害は、違法な開発活動が大きな原因となっているからである。
同大臣が就任してから過去12か月で、この規制強化で違法な鉱山開発と指摘された65件の鉱山開発認可が取り消されている。
