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ニュース・フラッシュ

2005年12月12日 ジャカルタ 池田 肇

インドネシア・PTスメルティング社設備増強を計画

 三菱マテリアルは2日、インドネシアで経営するPTスメルティング社、Gresik銅製錬所の生産能力を12%増加して28万5,000tに増強する計画を明らかにした。
 PTスメルティング社はインドネシア・イースト・ジャワのGresikに立地し、現行生産能力は年産25万5,000tだが、2006年半ばに6%増加の27万tに引き上げる計画を進めている。この設備増強の完成後、さらに同能力を増強する計画である。
 PTスメルティング社は、三菱マテリアル60.5%、米フリーポート・マクモラン25%、三菱商事9.5%、日鉱金属5%の出資比率で、生産した銅地金の50%はインドネシアの電気・電子機器メーカーに出荷しているほか、東南アジア市場に輸出している。

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