ペルー、2005年の鉱産物輸出額は90億ドル

　地元紙(12月6日付)等によると、エネルギー鉱山大臣メヒア氏は、非鉄市況の高値推移が大きく寄与し、2005年の鉱産物輸出額は前年比32%増の90億ドル(総輸出額の55%程度)に達するとの見通しを示した。また本発言に際し、旺盛な鉱業活動による経済効果について以下をコメントした。
・現在計画されている鉱業プロジェクトの投資総額は100億ドル以上。
・GDPに占める鉱業比率は、過去10年間に3.8%から6.2%(2004年)に上昇。
・鉱業地域還元税(カノン税)の税収は、2001年の24百万ドルから、2004年は133百万ドル、2005年は260百万ドル、2006年は更に大幅に増加すると予測し、鉱業地域のインフラ整備等に大きく寄与。