豪州・RFI社、タスマニアのMt.Charter鉱床で金鉱化帯を確認

　Resources Finance and Investment社(本社パース、以下RFI社)は、12月15日、Mt. Charter金鉱床(タスマニア州Mt. Read地域)で実施したボーリングが、幅80m・金品位1.6g/t・銀61g/t(12.9m・金2.7g/t・銀96g/tを含む)の金鉱化帯を捕捉したと発表した。
　RFI社は、Mt. Charter金鉱床(金250,000oz程度を期待)で得られるキャッシュフローをもとに、隣接する旧Que River鉱山の未開発資源370,000t、品位銅1.7%・銀64g/t・金0.364g/t・亜鉛4.2%の開発を1～1年半以内に実施したいとしている。
　同社は、火山性塊状硫化物鉱床が多く分布するタスマニア州Mt. Read地域に約1,000km²の探査鉱区を保有しており、異なるステージの探査案件を組合せ、同地域の資源開発を行うとの企業戦略を持っている。なお、8月にはオーストラリア亜鉛大手のZinifex社とMt. Read地域における探査JVを発表している。