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チリ北部鉄道ストライキ終結
12月16日付け地元紙等によると、チリ北部Antofagasta Plc傘下の鉄道(Fcab)のストライキは12月18日終結した。4つの組合のうちCalamaの組合を除く3労働組合は、会社側提案を拒否しストライキを続けていた。最終的に会社側の提示した6%の給与アップとストライキ終結金を労働者1人当たりに100万ペソを支払うことを受入れたもの。これまで会社側は緊急体制で通常の90%の運送能力を確保でき、CODELCO Norte、Escondida、Zaldivar、El Abra、El Tesoro鉱山およびAltonorte製錬所の銅および硫酸の運搬には大きな混乱は見られなかった。Fcabは、Antofagasta市街経由での港への運搬ルートはストライキ中の労働者を刺激する恐れがあることから積出港をAntofagasta港からMejillones港への変更を計画したが、Mejillones港の能力小さいことからAntofagasta市街をトラック輸送しAntofagasta港での積出を行っていた。Mejillones港はCODELCOが所有しておりChuquicamataおよびRadomiro Tomic鉱山からの銅地金を荷積みしている。Fcabによると平常時は、38%がMejillones港、残り62%がAntofagasta港から積出を行っている。
