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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2005年12月20日 リマ 辻本崇史

ペルー・La Granja銅鉱床の入札にRio Tinto社一社が応札し落札

 地元紙(12月17日付)等によると、投資促進庁(Pro-Inversion)は、12月16日、La Granja銅鉱床の入札を行い、唯一応札したRio Tinto社が落札した。落札価格は、同庁が事前に定めた入札最低価格の22百万ドル、当初(3年間)の投資担保額(F/S実施段階まで)は60百万ドル。2006年1月末までに正式契約の予定。
 本応札に際し、Rio Tinto社以外にメジャー企業5社(CVRD、Xstrata、Teck Cominco、Barrick Gold、Southern Copper)が応札に必要な事前登録を行っていたが、いずれの社も応札しなかった。
 Rio Tinto社は、非鉄メジャー企業ではあるが、ペルーでは現在、操業鉱山、主要な探鉱開発プロジェクトに権益を保有しておらず、ペルー初の大型案件への参入となる。

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