ブラジル・CVRDの銅開発プロジェクト、環境許可取得の遅れから2012年まで生産開始が遅れる可能性

　業界誌等によると、CVRD幹部は、現在、同社がブラジル、カラジャス地域で開発が進められている一連の銅鉱山開発プロジェクトが、環境影響調査に対する許認可プロセスに時間を要することを理由に、予定より1～2年遅れ、2012年にずれ込む可能性を示唆した。
　現在、カラジャス地域では5つのプロジェクト(Sossego：2004年に生産開始、118、Solobo、Cristalino、Alemao)が進行中であり、合計で65万ｔ(銅量)の生産が見込まれている。ブラジルでは新規案件の許認可手続きのスピードの遅れが大きな問題となっている。