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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2006年1月9日 ジャカルタ 池田 肇

Cikotok金鉱山(選鉱場)、2007年に操業停止

 地元新聞紙等によれば12月20日、国営鉱山会社PT Aneka Tambang Tbk(ANTAM)は西ジャワ州Cikotok金鉱山(選鉱場)を2007年に停止する計画を明らかにした。
 Cikotok金鉱山はインドネシアがオランダの植民地であった1930年代に開山されたが鉱量が払底したため閉山する。2004年の金生産量は238kgで、Antam主力Pongkor金鉱山は3,715kgである。
 Cikotok鉱山の運営は、11月1日に経営効率化のためANTAM系列会社PT Antam Resourcindoに移行している。
 Antamは去る9月に従業員の退職金として71億2,500万ルピア、閉山後の環境対策として58億1,000万ルピアを拠出している。
 同社Ashur Wasif氏によれば、閉山後の事業としては、観光坑道あるいは鉱業教育のための使用が検討されているという。

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