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ニュース・フラッシュ

2006年1月10日 リマ 辻本崇史

エクアドル、2005年の鉱業投資額は1億ドル

 地元業界紙(12月29日付)等によると、エネルギー鉱山省鉱山次官は、2005年の鉱業投資額が1億ドルに達するとの見通しを示し、エクアドルの探鉱開発活動が急速に活発化していると指摘した。
 これによると、2003~2004年の鉱業投資額は約30百万ドル、2005年も当初は25百万ドル程度と予想していたが、年の半ば以降、探鉱を開始する企業が急速に増加(6社(5月)→14社(12月))し、他に探鉱に関心を示す企業も多い。この一因は、現政権の鉱業振興に対する積極姿勢が評価されていることによる。
 今後、大規模な鉱業投資が期待されるプロジェクトはMirador銅鉱床開発プロジェクト(Corriente Resources社)と、Quimsacocha金鉱床開発プロジェクト(IAMGOLD社)で、後者は、最近の世界的金鉱床発見の一つと認識されている。

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