Antam、Pongkor金鉱山の人員合理化計画を検討

　地元メディアによれば国営鉱山会社PT Aneka Tambang社(Antam)は12月25日、西ジャワ州BogorのPongkor金鉱の人員を約半数にする合理化を検討中であると発表した。Pongkor鉱山は、ジャカルタの南西約80kmのBogor県Nanggung地区とLeuwiliang地区に位置し、1992年4月20日に取得したKPDU893によって30年間の金・銀採掘許可を有するが、鉱量が枯渇してきたため2006年1月から従業員を段階的に解雇する計画を検討中であるという。Pongkor金鉱山は1994年5月から生産を開始した。2004年の鉱石生産量38万6,230(wmt)、金品位11.69g/t、銀品位174.47g/tで、金のカットオフ品位は4g/tである。
　Pongkor金鉱はAntam社の主力金鉱山でAntam社にとって新たな金鉱山の開発が急務となっている。
　(注)wmt：wet metric tons(湿鉱量)