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- 鉱種:
- 銅 ベースメタル
パナマ政府、セロ・コロラド銅プロジェクトの国際入札を準備中
業界情報(3月10日付)等によると、パナマ国家鉱物資源局(DNRM)は、国有鉱区であるセロ・コロラド(Cerro Colorado)銅プロジェクトについて、民間売却を目指して国際入札の準備中と報じた。
同局幹部によると、現在、調査や情報収集により国際入札の準備中であるが、現段階では入札日は言えない。また、パナマの法律では、鉱化作用を有す地域の開発は事前の政府調査が必要であり、政府は多くの探査投資を行ってきたという。
セロ・コロラド鉱区は、パナマ西方のコスタリカ国境近くに位置し、銀、亜鉛及びモリブデンを含有するポーフィリーカッパー鉱床を主体とする国有鉱区である。同プロジェクトは、銅の平均品位0.78%、埋蔵鉱量14億tを有し、FS調査結果はマインライフ70年である。イベロアメリカ国家機構(OEI)情報によると、約300百万US$/年の収益を得る可能性があるとする。
