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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2006年6月25日 メキシコ 権藤 浩

メキシコ・ペニャスキト金銀プロジェクト、推定鉱量が倍増、2006年8月FS終了

 米国ネバダに本社を置くグラミス(Glamis Gold)社HP(6月20日付)等によると、同社は、メキシコのペニャスキト(Penasquito)金銀プロジェクトの推定鉱量が、金283t(102%増)、銀16千t(86%増)へと倍増したと発表した。
 同プロジェクトは、メキシコ・サカテカス州コンセプシオン・デ・オロ市の西方にあるMazapil村から12kmに位置する。同社は、2006年5月前半に、バンクーバーWestern Silver社から同プロジェクトを買収した。
 今回算定した推定鉱量に既知の確定鉱量を加算すると、金363t、銀23千tとなる。その他に予想鉱量は金405t、銀25千tを有する。同社は、破砕・磨鉱処理能力10万t/日(当初計画の2倍)を基にしたFS評価を2006年8月に終了予定である。
 今後、2006年は52百万US$の予算にて技術研究、試錐探査の継続、主要鉱山設備の発注を進める計画で、2007年は鉱山開発許可の申請、2008年末に酸化物鉱石のヒープリーチによる生産開始、2009年末に破砕・磨鉱と浮遊選鉱による生産開始を目指す。

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