閉じる

ニュース・フラッシュ

2006年8月1日 サンティアゴ 平井浩二

チリ・Collahuasi鉱山、新規取水工事に70百万$投資

 7月26日付け地元紙等の報道によると、Collahuasi鉱山は、Iquique市の内陸部にあるCollahuasi鉱山の操業用水を確保するため、取水地の変更申請を国家環境委員会(CONAMA)に提出した。
 同鉱山によれば、70百万$を投じてCopasa塩湖の北方で取水用の井戸を20本掘削する予定で、29kmの流送パイプと高圧電線を敷設し、新水源地から鉱山に送水する。これにより、現生産量を維持するために必要な毎秒300~500ℓの用水の供給を行うことになる。
 同鉱山は、現在、鉱山から比較的近くにある二つの取水地から毎秒700ℓ近い用水を取り入れているが、数か月前にTarapaca州環境委員会(COREMA)から段階的な取水制限を行う旨の通告を受けており、2007~2010年の間に水の使用量を半量以下の毎秒300ℓに制限されることになっている。

ページトップへ