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ニュース・フラッシュ

2006年11月15日 バンクーバー 武富義和

カナダ・McAthur River鉱山、Key Lake選鉱場の労働者、Cameco社からの労働協約の申し入れを受諾

 400名からなるMcAthur River鉱山、Key Lake選鉱場の労働者は、Cameco社からの労働協約申し入れを受諾した。内容は4年間で21.5%の賃金アップである。
 Cameco社の社長兼CEOであるGrandey氏は、今回の労働協約内容は、今までの仕事に対する労働者及びその家族に対し報いるものであるとともに、継続的な成長のために不可欠な熟練労働者を留めるためにも必要であるとしている。
 前労働協約が失効した2005年12月31日以降、カナダ労働法の下、協議は続けられていた。また、暫定的な合意は本年10月11日になされていた。
 Key Lake選鉱場では、McAthur River鉱山の鉱石も処理しており、双方で、18.7百万lb(約8,500t)のウランを生産している。Cameco社は、サスカチュワン州サスカトーンに本拠地を置く世界で最大のウラン生産者である。
 なお、2006年10月には、Teck Cominco社は、BC州のHighland Valley鉱山の5か年間の労働協約において、毎年4%の賃上げで妥結している。

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