ニュース・フラッシュ
2006年11月20日
リマ
西川信康
BHP Billitonがペルーへ新たな投資を希望
業界紙等によると、11月19日、BHP BillitonのPeter Worthington副会長らがガルシア大統領を訪問し、ペルーにおいて鉱業・エネルギー分野に対する新たな投資を行う意思を表明した。
この訪問について、デル カスティージョ首相は「このような世界のメジャー企業の投資表明は、ペルーに対する信頼感のあらわれ」と、高く評価するとともに、国内外の投資家に対してペルーへの一層の投資を呼びかけた。
BHP Billitonは2006年5月にペルー第4位の銅山であるTintaya鉱山をXstrataに売却し、一時、ペルーから撤退するとの観測も流れたが、今回の行動は、こうした見方を打ち消す姿勢を示したものと見られる。
