ニュース・フラッシュ
2006年12月11日
シドニー
永井正博
豪州・トリウム資源も世界最大
地元紙等によると、オーストラリアはウランのほかに莫大な量のトリウム(Th)の埋蔵量があるという。これは、オーストラリア国会の産業と資源委員会報告:Australia’s Uranium:Greenhouse Friendly Fuelで明らかにされたもので、経済的に採取可能なトリウムの資源量は世界最大の300千tで、米国の160千t、カナダの100千tを合わせた量よりも多い。
トリウム232は核分裂しないが、中性子を吸収するとウラン233となり核分裂し、原子炉燃料として使用できる。トリウム原子炉の商業炉はまだないがロシアで開発中であるという。
このようにトリウムは将来のエネルギー資源として重要な意味を持つため、ウラン同等の扱いであるが、オーストラリアのジュニア企業はトリウムを探査している。例えばArafura Resources(本社パース)は、アリススプリングスの北のNolans Boreプロジェクトでボーリングを行っており、24,000t(ThO2)のトリウム資源を発見している。


