ニュース・フラッシュ
2006年12月12日
サンティアゴ
平井浩二
チリ・CODELCO Norte事業所、労働協約改訂交渉でベースアップ2%を回答
12月5日付け地元各紙は、CODELCO Norte事業所が12月4日、Chuquicamata第1、第2及び第3労働組合に労働協約改訂交渉の第1次回答書を提出したと報道した。
CODELCO Norte事業所が提示した1次回答書にはベースアップ2%の他、従業員とその家族の健康、教育、生活の質の改善について現行労働協約の改訂を提案しているが、特別手当の支給に付いては一切触れていない。
一方、Chuquicamata第1労働組合はベースアップ8%、特別手当12百万ペソの支給、Chuquicamata第2及び第3労働組合は共同してベースアップ6.6%、特別手当12百万ペソの支給を要求していた。
今回の会社側の回答内容が先に提出した組合側の要求と大きくかけ離れている上、前倒し交渉を行った小規模労働組合との妥結内容(ベースアップ3.8%、特別手当8百万ペソの支給)とも大きな隔たりがあるため、組合幹部は会社側の真意を測りかねている模様である。何れの労働組合幹部も会社側の回答内容に関するコメントを控え、「内容をよく検討した上、組合総会を開催する」と語るに止めたが、回答内容への不快感は隠さなかった。
12月4日、鉱業審議会の年次夕食会に出席したCODELCOのArellano総裁は、「法定の最終回答提出期限は12月末なので、それまでに組合側と何回かやり取りを行う機会はある。最終的には合意に達するのではないか」と述べている。


