ニュース・フラッシュ
2006年12月20日
リマ
西川信康
ペルー鉱業協会「2006年は過去最高の年」と評価
業界紙等によると、ペルー鉱業協会オスカル・ゴンザレス副会長は、2006年の鉱産物輸出額が、生産増と予測を上回る金属価格の上昇により前年比23.5%増の120億$に達するとともに、これはペルーの総輸出額の6割を超え、ペルー鉱業は、歴史上最高の年になったと評した。
また、同副会長は2006年に鉱山会社が納めた所得税は前年の42億ソーレスから60億ソーレスと大きく増加し、これは、所得税全体の40%にあたり、鉱業の貢献度の大きさを強調した。
一方、中国とインドの経済成長が続く限りこれらの国による金属需要は増え続けるため、今後の金属価格の見通しについては当面大きな下落はなく、ペルー鉱業は堅調に成長するとの見方を示した。
