ペルー・Hilorico地区、Northern Peru Copper社（カナダ）が金埋蔵量を百万ozと発表

　バンクーバーベースでTSXに上場しているNorthern Peru Copper社は、Newmont社が操業する南アメリカ最大のYanacocha金山から16㎞、同社が探鉱を行っているGaleno銅-金-モリブデンプロジェクトから1㎞に位置する北部ペルー・Hilorico地区における金の推定埋蔵量を発表した。
　同埋蔵量は、鉱物探査に係る情報公開基準NI43-101を参考にCIMM(カナダ鉱山冶金学会)が定義した方法により算定されており、金の推定埋蔵量は、酸化鉱については金カットオフ品位を0.3g/ｔとした場合0.41百万oz、硫化鉱については金カットオフ品位を0.5g/ｔとした場合0.64百万ozとなり、合計で百万oz(31ｔ)を超える。これは、ボーリング27孔、8,656mの結果により算出されたものであり、2007年1月中を目途にペルーのPlenge研究所において酸化鉱、硫化鉱それぞれのボーリングコアを用いて冶金試験を行っているところである。